中国・ラオス中医薬センターがヴィエンチャンに設立

中国・ラオス中医薬センター設立式典の模様（写真は雲南中医薬大学が提供）

　国家中医薬管理局の支持のもと、雲南中医薬大学が建設を請け負う国家級中医薬海外センター「中国・ラオス中医薬センターが9月26日、ラオスの首都ヴィエンチャンに設立された。これは、中国とラオスの伝統医薬分野における協力が新たな段階に入ったことを意味する。

　中国とラオスは山と水が連なり、何代にもわたり友好を維持し、両国の伝統医薬文化の交流の歴史は長く、成果も著しい。近年、雲南中医薬大学とラオス国家伝統医療研究所は深く効果的な協力を進めている。雲南中医薬大学党委員会書記の邱勇氏は、「センターをプラットフォームにし、ラオスの各方面と共同で中医薬とラオス伝統医療の相互学習を推し進め、共同発展し、双方の伝統医療人材の育成、医療協力などの分野でのさらなる協力を強化していけることに期待している。中医薬が両国民の健康を促し、質の高い‘一帯一路’共同建設にさらに貢献できるとよい」と話した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年9月28日