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japanese.china.org.cn |09. 10. 2023 |
世界バス見本市「Busworld」、中国がグリーンな移動のプランを提示
世界的なバスの見本市「Busworld Europe 2023」が7日、ベルギーの首都ブリュッセルで開幕した。中国の出展企業60数社がグリーンな移動の「中国プラン」をもたらした。グリーンで低炭素、電気駆動、スマートコネクトなどの革新的な技術が見本市の見所になった。
中国宇通客車股份有限公司は現場で、4モデルのEVバスを展示した。観光や都市公共交通などの各シーンをカバー。同社はさらに商用車業界ソフト・ハードウェア一体化技術プラットフォーム「YEA」を発表した。プラットフォームはVLSI、拡張可能、自己進化などの特徴を備え、宇通EV製品の持続的な更新を支える。
中国企業の海格客車は欧州市場向けに特別開発したモデルを含む、3種のEVをもたらした。欧州市場の低炭素と環境保護の理念に対応すると同時に、欧州の多くの旧市街地における路線バスのカバー範囲の拡大や、路線バスのEV化の推進といった現実的な需要を十分に考慮した。
BYDは今回の見本市で、2種のEVバスを世界初公開した。うち1種は1回の充電による航続距離が600キロにのぼり、長距離の効率的な運営を保証する。
9回目の出展となった金竜汽車集団は3種のスマートEVをもたらし、中国の製造業によるスマートバスの新たな模索や、新エネバスの研究開発力を世界に展示した。初出展となった中通客車も3種のモデルをもたらした。うち水素燃料を動力源とする都市バスは、デザイン、快適性、安全性などの面で注目を浴びた。
中国企業は完成車の展示の他に、部品でも注目を集めた。バッテリー、モーター、電気制御、eアクスル、充電器を含むEV部品ソリューションと、エアコン、座席、スマート運転席などの部品製品は、中国の新エネバス川上・川下全産業チェーンの供給・生産・研究・販売能力を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月9日