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japanese.china.org.cn |02. 11. 2023 |
第6回輸入博、自動車展示エリアで感じるグリーンな未来
第6回中国国際輸入博覧会(輸入博)が11月5-10日に上海市で開催される。今年の自動車展示エリアには世界15大自動車ブランドが集まる。グリーンは同展示エリアの重要な特徴で、世界の多くの自動車メーカーが「グリーンな未来」を予告する。
現代自動車グループ(中国)ブランド事業バイスプレジデントの印庸壹氏は、「輸入博は水素燃料電池車の中国での加速を促し、展示品を商品にする。当社も出展業者から中国事業を持続的に拡大する投資家になった」と感慨もひとしおだ。現代自動車グループの海外初の水素燃料電池システム研究開発・生産・販売拠点「HTWO広州」が今年6月1日、正式に竣工した。同拠点で生産される水素燃料電池システムは、輸入博の水素燃料電池車に搭載されている。
第5回輸入博自動車展示エリアで、韓国の自動車メーカーのヒョンデが、水素燃料電池システム発電装置を展示した。新華社記者・丁汀撮影
ほぼ100%のエネルギー回収を実現することで、航続距離を効果的に増やしCO2排出削減を減らす次世代スマートデカップリング指揮制動システム。設備の投資コストを効果的に減らすボッシュ高性能ボルタパイル試験装置。6年連続で輸入博に参加するボッシュの展示ブースで、スマート交通、スマートライフ、インダストリアルインターネットなどの多くのイノベーションソリューションがお披露目される。
6年連続で出展するベバストは、太陽光発電機能を持つスマートガラスルーフをもたらした。得られる電力により航続距離が増え、バッテリーの充電を行い、さらには電気ヒーターや車内エアコンなどの機器に給電し、車内環境をより快適にする。
ベバスト中国区総裁の張麗華氏は、「当社は輸入博という開放の窓を通じ最新のイノベーション技術を展示する。当社は年初、深耕中国戦略を策定した。中国事業を積極的に掘り下げ、現地でのイノベーションと研究開発能力への投資を持続的に拡大し、新技術の中国市場での定着を促す。またルーフシステム及び新エネ事業への投資を拡大し、中国市場におけるシェアを持続的に固め、高める予定だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月2日