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japanese.china.org.cn |24. 05. 2025

中国の消費振興策、中南米・カリブの対中輸出に商機もたらす

タグ: 消費
新華網  |  2025-05-24

天津市西青区のスーパーで、入荷したばかりのチリ産チェリーを選ぶ買い物客。(2024年12月26日撮影、天津=新華社記者/孫凡越)

双方の貿易・経済協力において、農産物は常に目玉となってきた。チリ貿易振興局のデータによると、同国の24年のチェリー輸出額は30億9100万ドルを超え、9割以上が中国へ輸出された。旺盛な需要がけん引役となり、今やチリは中国にとって果物の第2位の輸入相手国となっている。チリ産プルーン、ペルー産種なし白ぶどう、ブラジル産コーヒーなどの農産物も徐々に中国市場に進出し、エクアドル産バラ、コロンビア産ハイドランジア、ペルー産アマリリスなどの切り花も中国でよく売れている。

中国は今年、消費振興と内需拡大を重要な経済対策に位置づけ、ハイレベルな対外開放の拡大、貿易・外資安定を年間活動の重点任務としている。政策がけん引役を発揮することで、さらに多くの中南米・カリブ地域の良質な製品の対中輸出に商機がもたらされるとみられる。

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