香港の新聞は22日、相次いで論評を発表し、曾蔭権氏が中央人民政府に香港特別行政区の行政長官に任命されたことに祝意を表し、「曾蔭権氏が絶対的優勢で、香港特別行政区の行政長官に当選しかつ順調に任命されたことは、民意に沿うものであり、民衆の望むところである」としている。
「香港商報」は社説の中で、「曾蔭権氏にとって、行政長官に就任するのは当然大きな栄誉である。しかし、さらに大きいことはその肩にかかる責任で、それは中央政府と香港住民全体の期待と重大な使命である」と指摘している。
「大公報」の社説は、「曾蔭権氏は中央の任命を得た。香港社会各界の人々と市民は共に、これは現段階における特別行政区行政長官の補欠選挙の最も良好な結果であるとみなしている。曾蔭権氏が中央の任命を得たことに対して、香港民衆は一様に安定感や信頼感を抱いている。中央政府が確実に香港の人を信じ、一切のことを、香港の社会安定や香港住民の利益から考えているということを証明した」と述べている。
「CRI」より2005/06/23