英国のジョン・プレスコット副首相は25日夜、英国外務省の開催した香港返還10周年記念レセプションで、この10年間で何度も香港を訪れたことを述べ、「初めは『一国二制度(一国両制)』の運営がうまくいくかどうか、多くの人が懸念していた。しかし、香港の10年来の発展が表すように、『一国二制度』は非常にうまく運営されている」と述べた。
プレスコット副首相はまた、「香港は現在、中国の経済成長にとって重要な一部分となっている。香港は英中両国の橋渡しとして関係を強めることに成功した。近年英国の内閣メンバーは頻繁に中国を訪れ、両国は持続可能な発展メカニズムを確立した」と述べた。
傅瑩・中国駐英国大使はスピーチの中で、「この10年間、香港はアジア金融危機、新型肺炎(SARS)、鳥インフルエンザを経験し、その中を自信を持って歩み出して、発展を続けてきた。今日、香港は独特の社会・経済システムと生活方式を維持し、民主的権利、経済繁栄を十分に享受し、平穏な過渡期を実現した」と述べた。
「人民網日本語版」2007年6月27日