国家計画生育委員会、北京大学、中国疾病予防抑制センターの関連研究機構の研究によると、長江生物薬業(樟樹)公司が開発したこの外用避妊薬は、精子を短時間で死滅させるという避妊効果だけでなく、HIVウイルスや淋病、梅毒、性器ヘルペスなどの性病の病原体も死滅させる効果を持つ。
専門家は「女性は性生活において受動的な立場にあることが多いため、女性はHIVウイルスに感染する危険性が高い」と指摘。中国では現在HIV感染者が急増しており、こうした外用避妊薬の販売により、エイズ感染の拡大が阻止されるだけでなく、女性主導のエイズ予防が広まることが期待されている。
「人民網日本語版」2002年12月3日