■ 顔面蒼白(がんめんそうはく)タイプ 食事療法 ハチミツのエキスとピーナッツおよびナツメ
原理 ナツメは気を補い、ピーナッツの衣(ころも)は血を補し、ピーナッツの実は肌を潤し、ハチミツは気を補い、総合的効能によって顔は赤らみ、つやが増やす。
方法 ナツメとピーナッツをぬるま湯に浸してからナベの中に入れて適量の水を入れ、とろ火で柔らかくなるまで煮て、さらにハチミツを入れて召し上がるとよい。
■ 顔色が黒ずんだタイプ
食事療法 クリとハクサイの煮物
原理 顔色が黒ずむ原因は腎臓の気が不足し、陰の液体が欠損しているからであり、クリは脾臓を丈夫にし、腎臓を補い、ハクサイは陰を補い、燥を潤し、総合的効能で顔色が白くて、きれいで、明るくなる。
方法 生のクリの殻を取り除き、それを二つに切って、適量のアヒルの汁で熟するまで煮込み、さらに200グラムのハクサイ、塩、化学調味料をちょっぴり入れる。
■ 顔の皮ふががさがさしているタイプ
食事療法 タケノコとナマコの炒め物
原理 顔色がよくない原因は陰、血が不足し、体内にのぼせがあるからであり、ナマコは陰を滋養して血を養い、タケノコは内臓の熱をさます効能がある。総合的効能は皮膚をきめ細かにし、つやがあるようにする。
方法 ナマコを細長い形に切り、新鮮なタケノコあるいは水で煮てもどしたタケノコの切れをナベに入れて、赤身を入れていっしょにとろ火で熟するまで煮込み、塩、化学調味料、砂糖、みりんを入れてから召し上がる。
「チャイナネット」2002年12月13日