人の体は臓腑、経絡、筋骨、筋肉、皮膚などの組織と器官からなる有機的かつトータルなものであり、その中のどの部分にも異なった役割がある。体内のそれぞれの部分の間には、いろいろな簡単あるいは複雑、単一あるいは多重のつながりがあり、生命の活動の異なった需要を共に満たしている。それぞれの部分を構成する最も基本的な生命の物質は、精、気、血、唾液を含み、人体のさまざまな生理活動が正常であるかどうかは、精、気、血の盛衰と密接な関係がある。一方では、それらは各部分の機能のためにエネルギーと栄養を提供し、それを消費し、他方では、このような機能は自然界から摂取した物質を転化させて補充し、それによって生命の過程の中の機能の協調とエネルギーのバランスを維持しているのである。その中で主導的かつ支配的地位を占めているのは「腎臓の精」である。一般の状況の下で、このような機能の強弱あるいはエネルギー転化の盛衰は直接人々の目の前に現れることはないが、人間の生命の過程の中で、いろいろな外在の生理あるいは病理の現象を通してそれらが反応するのである。生理の状態の下で、生命現象は正常な、盛んなものから衰退に向かう変化があり、これは年齢の増加に伴って「腎臓が強から弱に変わり、精が益から損に変わる」という法則を反映している。病理の状態の下で、女性にとって言えば、生活の中のストレス、仕事の悩みはこうした正常な盛衰と変化を加速させるかあるいは激化させ、女性は早く老化するかあるいは病的状態が現れ、例えば白髪、脱毛症、顔面の黒いふち、あるいはまぶたが黒くなり、皮膚にしわができ、乳房が垂れ下がり、月経がまばらあるいは乱れ、性欲が衰え、元気がなく、気持ちが落ち込むなど一連の衰退あるいは抑えられながらも外に現れるものである。これらの現象は漢方医学で言われるところの「腎虚」あるいは「精が損われる」である。具体的な表われは軽重、緩急あるいは重点の違いはあるが、基本的な原理は同じものであり、主に腎虚によって誘発される臓腑機能の減退か、あるいは精が損われることによって誘発される気、血、唾液などの生物化学物質の不足の致すところである。
健康と美しさを求める中で、現代の人びとは尽きることのない方法をあみだしている。例えば化粧、エステ、整形などである。これらの方法は一定の役割を果たすことはできるが、その根本を究めて、あまりにも浅はかさと目先の功利を求めているように見える。生命の本質から考えて、「腎臓の精」というカギをつかむことは問題を理性的に解決する方法である。腎臓の機能を丈夫にしてこそはじめて五臓を調和することができるのである。腎臓の精がみなぎってこそはじめて気、血の穏やかさを保つことができ、それによって旺盛な生命の活力と健康な顔かたちを維持することができるのである。
重慶の太極グループの製品である嫦娥加麗丸は、腎臓を補って気を益し、血を養って血のめぐりをよくすることによって、女性によくある腎虚、貧血症のもたらす顔のやつれ、皮膚の粗さ、目の縁が青くなり、乳房が垂れ下がり、月経が乱れるなどの症状に対して、腎臓の中の精、気を効果的に補充し、人体の精と精神、気と血を全面的に調節し、女性の腎臓を補って顔を養い、血を養ってエステの機能を完ぺきな形で結び付け、それによって女性の活力を維持し、美しい顔かたちを回復し、皮膚の老化が早く表われないによるのである。（『健康時報』より
「チャイナネット」2003年1月15日
