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目の保養のための食療法
眼球の部分がかさかさする人:近視ではないのに、机に長く向かって仕事をしたり、コンピューターの画面を長く見つめたりして、目を長時間使うので、かさかさしている。こういう人たちは果物、特に柑橘(かんきつ)類の果物を多く食べること。それに、緑の野菜や穀物、魚、タマゴをも多く召し上がったほうがいい。水分をたくさん取ることも役に立つ。

近視の人たち:魚や穀物、柑橘類の果物、赤色の果物と野菜をよく召し上がると、視力の衰えを防ぐことに役に立つ。甘いものや脂肪分をたっぷり含んだチーズはなるべくたくさん食べないこと。これらのものは食べすぎると、近視の度数が高くなる。

遠目の人たち:ニンニクやタマネギ、脱脂ミルク、乾果類、動物の肝臓、米を多く摂取し、脂肪の含有量の高いものは少なめにすること。

緑内障の患者:緑内障は高すぎる眼圧によって引き起こされる病状で、40歳以上の人はこれにかかりやすい。眼圧を低くするため、ニンニクやタマネギを多く摂取し、脂っこいものは少なめにすること。お茶やコーヒー、酒をできるだけ控えること。タバコはやめること。

老眼としろそこひ:水をたくさん飲み、穀物や緑色の野菜をたくさん食べること。野菜はできるだけ生のまま食べる。それに果物、特に柑橘類の果物や、ブドウ、レモン、バナナ、アンズを多く食べること。時間を決めてカルシウムを含有するものを食べる。動物の脂肪と糖分は避ける。タバコと酒はやめる。

老年性黄斑退化:アメリカのマサチューセツ州耳鼻咽喉科・眼科病院の研究者は、人造バターやチョコレート、ケーキ、サツマイモを薄く切って揚げたもの、果物の核など、脂肪の含有量の高いものを摂取しすぎると、老年性黄斑退化にかかる可能性を高めることになると指摘している。アメリカでは、この病状は55歳以上の人が失明、視力障害を引き起こす主な原因となっている。研究者はさらに、いくつかの種類の脂肪、特に化学製剤の添加によって糖分の含有量が高すぎる食品の脂肪をたくさん摂取すると、この病状が現われる可能性が2倍増える。

「チャイナネット」2003年2月20日

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