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春の呼吸器官疾病に「処方箋」、ビタミンCなどの補給が大切
春は気象条件や、人の移動が頻繁になるなどの影響を受けて呼吸器官の伝染病が多発する季節。疾病を防いでもらおうと、専門家が「処方箋」を作成した。暖かくする、水を飲む、ビタミンCを補給する―――が大切だという。

専門家は「呼吸器官の感染をできるだけ早く予防・治療すれば、病気にかからない、病気を予防する、病気になっても早く治療できる効果がもてる。ビタミンCを多量に服用すれば、呼吸器官の感染周期を大幅に短縮でき、治療コストも明らかに節約できる」と指摘している。

小児科の著名な専門家・江載芳氏や上海第二医科大学瑞金医院の俞善昌教授によると、ビタミンCを毎日大量に服用した場合、人体の免疫力が増強されるため、呼吸器官の伝染病予防には最適の方法だと強調する。内外の数多くの臨床試験でも立証されているように、ビタミンCは健康に不可欠な13種あるビタミンの1つで、皮膚や粘膜の完全性を維持するのに役立ち、感染を防御する「屏風」がつくる。多量のビタミンC(1日に1000ミリグラム)は白細胞の活力を有効に高めることができ、免疫システムの細菌やウイルスを撃退する能力を促すので、風邪の発生回数は減少する。

医学博士の周波氏は「春は気温の起伏が大きいので、呼吸器官の疾病を予防するにはまず、暖かくすること。また春はかなり乾燥し、塵や埃が多く、鼻の粘膜が損傷を受けやすいので、水を多く飲んで粘膜の湿り気を保つことが必要。また、空気の流れが良くない公共の場所には余り行かないようにし、ビタミン、特にビタミンCを適度に補給することが大切だ」と話している。

「チャイナネット」2003年2月24日

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