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春の寒さを防いで春ののぼせを治す
春は冬の寒さから夏の熱さへの過渡期であり、気候の変化が激しく、しばしば風の寒さ、雨の湿気、あたたかさが交互に人体を襲うことになり、いろいろな疾病を誘発することになる。そのため、この季節になると、特に早春には春の寒さを防ぐことに留意し、晩春には養生して春ののぼせを治すべきである。

早春には暖かかったり寒かったりすることがよくあり、春の寒さが顕著になると春になってから人体の陽気が発生し、皮下と筋肉を開かせ、急に下がる春の寒さはまた速く皮下と筋肉に至ってそこで密閉されたり、突然開かれたりし、体内の調節の機能は一時転換が難しくなり、すぐ呼吸器官の伝染病、例えばインフルエンザ、脳膜炎、百日ぜきなどにかかり、あるいは持病、例えば肝炎、高血圧、心臓血管疾患などの病気の発作が起きる。よく調べてみると、早春は1年における心筋梗塞の発生期のピークの1つであり、これは春の寒さが心筋を刺激して酸素を消耗して血液の不足の指数が上昇して、冠状動脈硬化症が重くなる原因となる。寒い空気が外部の皮膚の血管を収縮させるため、高血圧患者の血圧の突然の上昇をもたらし、しばしば脳血管の痙攣を引き起こして脳卒中が発生する。

春になっても厚着を着つづけることは人体の陽気を保つ科学的な方法である。唐代の著名な医学者であった孫思邈は「春になると、薄着してはならない」と指摘し、特に早春の明け方と夜には、衣服を着、布団を掛ける際はむしろ厚目であっても、絶対に薄いものに執着してはならない。その重点は体の下部で温を保つことであり、漢方医学では「陽を養って陰を収斂する」といわれ、陰気を収斂し、陽気を保ち、抵抗力を強め、寒さとかぜの侵入を防ぎ、いろいろな伝染疾患を効果的に予防することができ、高血圧、心臓病にかかった中・老年の患者は、更に寒さを防ぎ、暖かさを保ち、陽気を増やすべきで、それによって脳卒中あるいは心筋梗塞の発生を予防するのである。もちろん、春になると厚着をすることにも度があるべきであり、春の暖かさが安定に向かい、うららかな日が続き、体には熱の気が上がりちょっと汗が出る感があり、その時には適切にだんだんと冬着を減らしてもよく、寒さに襲われると依然としてすぐに着物を増やして寒さを防ぐべきである。

春になると、肝臓の気が盛んになり、特に晩春になると、自然界の陽気が急に上がり、人体の蓄えられた内臓の熱でかんしゃくを起こし、また春の日によくある鼻孔、歯ぐき、呼吸器官、皮膚などの出血症および頭痛、めまい、目が赤なる、目の病気などの疾患を誘発する。この時に肝臓の気を保養して春ののぼせを取り除き、酸味のものを少なめにし、甘いもの、薄味のものをより多く召し上がり、肝臓を養って脾臓、胃を丈夫にし、熱の風邪の人体への侵入を防ぐ。穀物(玄米など)・豆類の浜納豆、ダイズおよびその製品、家禽・魚類のハト、ウズラ、フナ、ドジョウ、野菜類のナズナ、アブラナ、ニンジン、果実類のクリ、ナツメ、クコ、パイナップルなどを優先的に選ぶべきである。これらの食品を合理的に組み合わせて召し上がるならば、その中から豊かな栄養を摂取することができ、特に野菜、果実の中のいろいろなビタミンは肝臓の必要を十分に満たすことができる。

晩春になると、さらにかんしゃくの上昇に注意し、そのため、薬と食事による保養のほかに、また精神面での保養にも努め、怒ることを制して肝臓を養うべきである。

「チャイナネット」2003年4月10日

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