香港の関係部門によると、19日午後1時現在、香港では新たに31人もの新型肺炎患者が発見され、いずれも入院して治療を受けているが、そのほとんどは新しい治療法を受け、効果をあげているということである。
関係部門の報道官は、一部の患者がまたも死亡したため、19日午後現在の新型肺炎による死亡者数は81人となったと発表している。
一方、中国東部の浙江省衛生庁の20日の発表によると、省の中心地杭州では19日、3人の新型肺炎患者が確認され、既に指定された病院で治療をうけており、また北部内蒙古自治区の中心地ホフホトでは、この自治区でこれまでに47人の新型肺炎患者やその疑いのある病状の患者が発見され、既に3人が死亡したことをうけ、市の小学校と中学校の5月20日までの休校を決めた。
「CRI」2003/04/21