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中国大陸部と香港の科学者、不活化ワクチンの研究に努力
5月26日、中国大陸部及び香港の専門家らは「不活化新型肺炎コロナウイルス分子」を成功裏に瀘過し、また「不活化新型肺炎コロナウイルス分子」をワクチンの試薬として動物でテストする計画を明らかにした。

 現在、香港大学医学院微生物学部の袁国勇教授、管軼博士、広州医学院院長の鐘南山アカデミ・会員、上海復旦大学医学部の聞玉梅教授らが新型肺炎のワクチンの研究に全力を尽くしている。

 袁国勇教授の話によれば、「不活化新型肺炎コロナウイルス分子」は、ワクチン研究の重要な一歩だ。動物を対象とするワクチン試薬の検定は今後6ヶ月以内に終る。同試薬が人間に有効か有害かわからないため、人間を対象とするテストは直ちに始めることはないという。

 関係筋によれば、香港の専門家たちは新型肺炎の発生後間もなく病原体の培養に成功し、新型のウィルスであることを明確にし、また簡単かつ正確である測定方法も発見した。

 3月27日、香港大学は、遺伝子快速測定方法の研究に成功し、逆コピー-ポリメラーゼと名付けている。同方法で臨床サンプルの中にコロナウイルスがあるかどうかを検定することができる。同研究成果は世界保健機関の認定を取得し、また数ヶ国と地域で応用されている。

 袁国勇教授の話によれば、新型肺炎を誘発するコロナウイルスは遺伝子を組み替えやすく、またその他のコロナウイルスから新たな遺伝子組合わせを獲得することができるため、ウイルスが変異しやすく、殺傷力が強い。

新華社より2003年5月28日

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