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広東、SARS科学技術研究チームの活動を明確化

重症急性呼吸器症候群(SARS)対策を担当する広東省の専門家チーム7組は7日、省政府とそれぞれSARS予防・治療科学技術研究に関する契約を結んだ。SARSの再流行を徹底的に防止するため、同契約では短期・長期科学技術研究の目標、計画、結果の提出形式、経費などが明確にされた。

科学技術力を駆使してSARS撲滅を図るため、広東省は今年4月末、SARS予防・治療に関する科学技術研究指導チームを設立。SARS対策での緊急の必要性と中長期的な目標に基づき、指導チームの下に(1)病原学(2)伝染病学(3)迅速な診断方法(4)東洋・西洋医学を合わせた治療法(5)ワクチン開発(6)全体指揮(7)精神的症状の予防・治療(8)対策措置の検討――を担当する専門家チーム8組が置かれた。各チームには広東省の大学、科学研究機構、医療機関などさまざまな分野の専門家が所属する。

指導チームの鐘南山総顧問は、「前回のSARS感染状況で示された流行の法則性から見て、11月は特に警戒を強める必要がある。1人でも感染が確認されれば、すぐに伝染を防ぎ、大規模な感染を阻止しなければならない」と指摘した。

「人民網日本語版」2003年10月9日

 

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