国内で初めて優遇制度「緑色通道」を通して認可され、臨床研究が進められている漢方薬「連花清オンカプセル」は、近く北京市にある中国中医研究院の広安門医院と西苑医院、北京中医薬大学の東方医院で大規模な臨床試験を開始する。同漢方薬はインフルエンザ・重症急性呼吸器症候群(SARS)治療薬として研究が進められている。
現在、被験者を募集中。インフルエンザと診断され、体温38度以上、発病から48時間以内との条件を満たせば、無料で試験治療が受けられる。被験者は3医院のいずれかで診察を受けた後、一定期間新薬を服用。関連の検査はすべて無料で受けられる。
「人民網日本語版」2003年11月20日