世界保健機関(WHO)中国事務所の報道官はこのほど、広東省で新型肺炎SARS(重症急性呼吸器症候群)の感染例・疑い例が出たことについて、「13億の中国人口から見れば、確認例1人と疑い例2人というのは極めて少ない」と述べ、SARSが流行しつつあるとの見方を否定した。これを受け広東省の複数の専門家複数が14日、「SARS大流行の可能性は少ない」と表明。衛生部の発表によると、これら3人の患者と以前接触があった人には、体調の異常は見られない。
「人民網日本語版」2004年1月16日