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3割以上の北京市民が生活様式病に

高血圧、糖尿病などの生活様式とかかわりのある病気がいまや北京市民にとっての最大の「健康の敵」となっている。北京市疾病抑制センターがこのほど発表した調査データにより、約三分の一の北京市民が血脂の異常、冠状動脈硬化症など8種類の生活様式と密接な関係がある疾病にかかっていることが明らかとなった。現在、北京市の20のコミュニティーで始まったばかりの生活様式疾病総合予防・治療プロジェクトは住民の好ましからぬ生活習慣を改めることから着手し、非伝染的慢性病に対して対策を講じ、その抑制に努めることになっている。

近年、高血圧、糖尿病などの非伝染的慢性疾病はすでに北京市民の健康と生活の質に影響を及ぼす重要な要素の一つとなっている。したがって、北京市は2002年以降、北京市全域にいくつかの生活様式病総合予防・治療モデル・コミュニティーを作り、コミュニティーの住民の中で関連疾病の蔓延状況を調査し、人々が正しい生活様式で生活するよう導いている。サンプリング調査によると、血脂の異常、高血圧、肥満症、糖尿病、冠状動脈硬化症、脳卒中、腫瘍、慢性肺気腫など生活様式と密接な関係のある8種類の疾病を患っている人たちの発病総レベルは31.8%で、つまり、北京市では約三分の一の人が上述のさまざまな生活様式病を患っており、2000年より4.5ポイント上昇した。そのうち、市街区は郊外区の県・区より高く、血脂の異常、高血圧、肥満症はそれぞれ発病総レベルの上位三位にある。留意しなければならないのは、この調査の中で、小中学校の生徒の肥満率が大幅に上昇し、1991年の10.61%から2002年の18.17%に増えたことが分かったことである。

北京市疾病抑制センター主任の劉沢軍氏は記者に次のように語った。以上の慢性病の発生は人々の好ましからぬ生活様式と密接にかかわっている。調査によると、遺伝の要素以外に、調査を受けた人々の中で運動不足かまたは体を鍛えようとしないものが47%、心理的プレッシャーに悩まされているものが42.9%、塩辛い料理が好きなものが41.7%、脂肪分を多く含んだ食べ物を摂取する飲食習慣のあるものが27.5%を占めている。これらの生活様式病の発病の危険が高い人たちの比率は95.5%に達している。この数字は非常に驚くべきものであり、人々が生活様式病をよりいっそう重視し、好ましからぬ生活習慣を改善すべきであることを物語っている。また、調査の中で、北京市の住民たちの生活様式病に対する関連知識がきわめて乏しいことも分かった。

「チャイナネット」2004年1月29日

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