国家食品薬品監督管理局によると、国内の科学研究企業が独自に開発した、エイズの諸症状を改善させる漢方薬「唐草片」が8日、同局の認可を受け、臨床の場での使用が可能になった。エイズに効き目のある漢方薬が認可されたのは今回が初めて。
同局の責任者によると、薬品の評価・審査における効果の安全性や品質のコントロールといった関連基準からみて、「唐草片」にはエイズウイルス(HIV)感染者やエイズ患者のCD4陽性リンパ球数を増加させたり、脱力、脱毛、食欲減退、下痢など諸症状を緩和したり、運動能力を改善させたりする効能がある。
「人民網日本語版」2004年4月9日