衛生部は12日、2004年3月期の伝染病の感染状況を発表した。
2004年3月期は、法律で報告が義務付けられている伝染病27種のうち、ペスト、コレラ、灰白髄炎(ポリオ)、ジフテリア、新型肺炎SARSは感染報告がゼロだった。他の伝染病の発病報告数は計28万6291件、死亡報告数は400件だった。
発病報告数の上位5種類は、B型肝炎、肺結核、淋病、細菌性およびアメーバ性の赤痢、類別未特定のウイルス性肝炎で、発病件数全体の85.71%を占めた。死亡報告数の上位5種類は、狂犬病、肺結核、B型肝炎、流行性脳脊髄膜炎、新生児破傷風で、死亡報告総数の81.5%を占めた。死亡率の上位5種類は、狂犬病、エイズ、新生児破傷風、流行性脳脊髄膜炎、炭疽(たんそ)病だった。
「人民網日本語版」2004年4月13日