衛生部の新聞弁公室は19日午後、大陸部の新型肺炎SARS(重症急性呼吸器症候群)の感染状況について発表した。
5月19日午前10時までの24時間、大陸部ではSARSの新たな疑い例・確認例の報告はゼロだった。
北京市地壇医院に入院して治療を受けている患者2人のうち、楊さんの体温は9日続けて正常だった。容態が好転したため、北京市専門家グループはSARSの退院基準に適合すると判断し、近く退院させる予定だ。張さんは感染前に他の疾患があったため、現在も危険な状態にあるが、北京市専門家グループはSARSの隔離期間はすぎ、隔離解除の基準には適合すると判断している。近く隔離病棟から出て以前からの疾患の治療を継続する予定だ。
「人民網日本語版」2004年5月20日