中国国務院のエイズ予防治療活動委員会弁公室の責任者でもある王隴徳衛生副部長は29日北京で、「中国政府は、エイズ抑制に今年4億7000万元を投資する」と発表した。
この金額はこれまでの投資額を大きく上回るものであるが、エイズ抑制のため中国政府からの2002までの年間投資額は1億2000万元で、去年は3億9000万元に増えていたものである。
王隴徳副部長は、「中国の河南省のエイズ抑制活動は、今年に入って以来大きな進展をみせた」と述べた。
中国中部にある河南省は、エイズ患者が大きく増えたところで、一部農民はこれまで数年間に血を売り、その過程でエイズウイルスを感染している。
CRI 2004年6月29日