国務院新聞弁公室は29日午前に記者会見を開き、衛生部の王隴徳副部長(国務院エイズ予防治療事業委員会弁公室主任)が中国のエイズなど重大伝染病の対策情況について説明し、記者からの質問に対して次のように答えた。
中国では現在、性感染によるエイズ感染の比率が増加している。例えば1997年に一部の売春婦を対象に行った調査では、当時の感染率は0.1%にすぎなかったが、2001年には0.6%に増加した。性感染を非常に重視する必要があるといえるが、性感染を抑制するのはかなり難しい。性感染は隠ぺい性が高く、またこのようなルートで感染した人は一般的に公表を避ける傾向がある。
「人民網日本語版」2004年6月30日