国家漢方薬管理局がこのほど明らかにしたところによると、15の省や自治区のエイズ患者3万人余りが無料で漢方治療を受けることになり、そのうち、河北、安徽、河南、湖北及び広東という五つの省の2000人余りのエイズ患者が最初にこの治療を受けるとのことである。
伝えられるところによると、中国は今後の3年間で合わせて2900万元の特別資金を拠出して、以上の五つの省の一部の県や区で漢方薬でエイズを治療する基地を建設し、患者に無料で治療を提供することになる。
現在、衛生部、国家漢方薬管理局は、漢方薬でエイズを治療する臨床技術を高めるため、河南省で「五つの省におけるエイズの漢方薬治療臨床技術養成チーム」を合同で作った。国家漢方薬管理局はすでに「五つの省におけるエイズの漢方薬治療臨床技術案」を制定したほか、安全で臨床効果のある漢方薬や評判のよい漢方医療機構を指定した。
CRIより 2004年8月23日