中国衛生部の副部長でもある、国家漢方薬管理局の佘靖局長は8日、「中国がエイズの多発している河南省など五つの省で行っている漢方薬の無料エイズ治療プロジェクトは現在順調に進められている」と明らかにした。
北京で開かれたある記者会見で、佘局長は「今年8月から、中国政府は900万元を投資して、河南省、河北省、安徽省、湖北省、広東省の五つの省のエイズ患者2300人に対して漢方薬の無料治療を行い、現在初歩的な効果を収めた」と述べた。
佘局長は、「長年来、中国は漢方薬のエイズ治療を模索している。漢方薬は段階的に患者の免疫機能を高め、安定させ、副作用も少なく、患者の症状を改善できる」と述べた。
CRIより 2004年10月8日