中国で初のセラピー犬チームがが7日、四川大学華西第4医院の緩和医療(パリアティブ・ケア)科への「往診」に訪れた。
同セラピー犬チームはアジア動物基金により成都に設立され、これまでに5匹の犬が厳しいテストに合格し、晴れてメンバー入りしている。今後は病院や老人ホーム、児童福祉施設などへの定期訪問も予定されている。メンバーのセラピー犬が増えれば、家庭への派遣も可能になり、付き添いを必要とする人に心の慰めやぬくもりをもたらすことも期待できる。
米国の研究によると、犬を飼っている老人が病院に通う割合は、飼っていない老人に比べて21%少ない。
写真(上):患者と「握手」する新米セラピー犬
写真(下):セラピー犬プロジェクトを紹介するアジア動物基金の関係者(写真右側)
「人民網日本語版」2004年11月9日