西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市の色拉(セラ)寺で6日、仏教八大明王(みょうおう)に数えられる馬頭明王の「金剛厥」(魔物を払うための法具)を参拝する儀式が開催され、信者数万人が同寺院を訪れた。境内には、馬頭明王を迎えるチャルメラの音が響いた。
同寺院の「金剛厥」参拝の儀式は1640年ごろに始まったとされる。毎年、西蔵暦12月27日に開催されている。新年の幸福を祈り、厄災を追い払う意味が込められている。
「人民網日本語版」2005年2月7日