中国の少数民族自治地区(自治区、自治州、自治県)の少数民族校(小学校~高等学校)では、関連の法律・規定に基づき、普通話(標準語)と民族言語によるバイリンガル教育体制が実施されている。対象校は全国の約1万校。合わせて21の少数民族言語が使用されている。
少数民族の人々が母語で教育を受ける権利を保障するため、国は今後も引き続きバイリンガル教育を重点的にバックアップしていく方針だ。教育部の関係者によると、教育部は関連の法律法規に基づき、少数民族校のバイリンガル教育システムのさらなる充実を図り、両言語に通じた人材の育成に力を入れる。また少数民族地域の師範大学(教育大学)の運営をサポートし、教員育成を強化する。
「人民網日本語版」2005年2月21日