「唐卡」(タンカ)は、絵画と装飾、刺しゅうが一体となったチベット仏教(ラマ教)特有の代表的な芸術作品。描く内容は、ラマ教に出てくる人物や故事が主体。チベット自治区では現在、社会や文化、観光の発展に伴い唐卡芸術の伝承と発展が目覚しい。唐卡は今やチベットが世界に送る“文化の名刺”。
約1平方メートルの作品。完成までに半月かかった。
金粉の顔料。唐卡は金や銀、メノウ、サンゴ、真珠など多様な鉱物顔料や、チベットベニバナやアカネ、ダイオウなどの植物顔料を使って制作する。
ラサにある八廊(バラン)唐卡芸術村。
八廊(バラン)唐卡芸術村でショッピングに楽しんでいる外国人の観光客。多くの店では、クレジットカードが利用可能。
「チャイナネット」2005年7月19日