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周村、昔の商店街の生きた「博物館」

山東省淄博市の周村は、明代の中期から商業貿易がだんだんと盛んになり、清の康煕の頃になると、周村にはすでに72ヵ所の商店街、8ヵ所の専門市場があり、全国で有数の商業の拠点となった。商業の隆盛により、清の乾隆皇帝は周村に「天下第一の村」という名称が下賜された。1904年になると、周村と外国との通商取引も始まり、貿易の範囲の拡大にともない、周村もそのピーク期を迎えることになった。現在、周村ではなお17ヘクタールにも及ぶ伝統の商店街が往時の姿のままで保存されており、これらの店舗は伝統的な商法を守り、専門家たちから「伝統商店街の生きた博物館」と呼ばれている。

写真はお茶の老舗がずらりと建ち並ぶ古めかしい商店街。

写真は周村の往時の「金融街」。1921年、周村では銀号(昔の銀行)の数が108軒にも上り、資本金総額は銀600万両にも達した。

写真は「絹織物の専売街」にある店。「絹織物の専売街」は古くから繁盛しており、今でもいろいろなシルクや生地類を商う店でにぎわっている。

 

 「チャイナネット」2005年8月1日

 

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