第2次大戦中の、旧日本軍による中国人捕虜への人権侵害をテーマにした初めてのドキュメンタリー番組「忘れてはならない歴史」がこのほどクランクアップした。近く放映される予定。
同番組は全10回、放映時間は計250分。正確で貴重な大量の歴史資料を通して、捕虜に対する扱いを定めた「ジュネーブ条約」を旧日本軍が顧みず、中国人捕虜を残虐に殺害し労働を強制したという史実を、全体的に記録した。同番組の記者会見に出席した専門家は、「捕虜の視点から旧日本軍の罪を明らかにすることは、これまで行われたことがなかった。この番組にはその空白を埋める意味がある」と説明した。
「人民網日本語版」2005年9月1日