青海省の塔爾寺で5日、西蔵(チベット)仏教の最高学府である中国蔵語系高級仏学院(北京市)・上級学位コースの第1回卒業試験がスタートした。西蔵(チベット)自治区、青海省、甘粛省、四川省出身の学生11人が受験している。
試験期間は8日間で、12日に終了する予定。活仏(生き仏)の1人である同学院の嘉木様院長(中国仏教協会副会長)が試験監督を、青海、西蔵、四川、甘粛省の高僧9人が審査員を務める。学生11人は、昨年制定された同学院の新学位制度に基づいて募集された同コース第1期生。今回の試験では教典解釈と論文の口頭試問が課される。
「人民網日本語版」2005年9月6日