北京時間14日午前9時までに、中国の2度目の有人宇宙船「神舟6号」はすでに48時間飛行した。現在、宇宙船の飛行状況は正常で、2人の飛行士の健康状態も良好だということである。
北京時間14日の朝5時56分、「神舟6号」は、軌道修正後の初めての軌道維持を行なった。飛行士の報告と地上の観測が示したように、軌道維持は円満な成功を収めた。
北京宇宙飛行制御センターの朱民才副主任によると、今回の軌道維持を行なったことは、「神舟6号」が2日間飛行したため、軌道高度は少し落ちたからだということである。軌道維持というのは、つまり宇宙船の飛行高度を修正し、宇宙船が予定の正常な軌道を平穏に飛行できるようにすることである。軌道維持は、宇宙船の飛行や帰還の時、正確に規定した地点に着陸することにとって、非常に重要な意義を持っている。
報道によると、14日朝の軌道維持で、宇宙船の飛行高度は800メートルも上げられており、宇宙船はその飛行状況に基づいて、今後も軌道維持を行なうことになっている。
「CRI」より 2005年10月15日