温家宝総理(中国共産党中央委員会政治局常務委員)は7日、北京で開催された「全国職業教育工作会議」で重要な演説を行った。
温総理は演説の中で次のように述べた。
現在、中国の就業と経済の発展は二つの大きな変化に直面している。労働力を就業させるには技能訓練の強化が必要であり、産業構造の最適化とレベルアップのためには、優れた技術工をより多く育成する必要がある。このため、職業教育の強化に力を入れなければならない。
国民教育システムを整備し、教育への資源配分を合理的に行い、基礎教育、職業教育、高等教育に同等の重要な位置付けを与えなければならない。
国務院はすでに、「第11次五カ年計画」期間中に、職業教育に中央財政から100億元を投入することを決定した。資金は実習訓練施設の設置へ重点的に配分し、教育設備を充実させるとともに、貧しい家庭の学生が職業教育を受けられるよう資金援助するために使われる。
「人民網日本語版」2005年11月8日