中華慈善総会と中国教育学会は23日、「中国青少年エイズ予防・治療教育プロジェクト」を共同で立ち上げた。向こう5年で性教育に関する映画を全国1万の学校に導入する計画。
この期間、中国教育学会は専門家を動員して青少年とエイズ予防教育・研究について交流し、その成果をまとめ、中華慈善総会は1億元の寄付を募って教材や本の編集、教師の育成、講義・授業の実施などに当てる。その後、両機関は関連内容を全国の大学、中等職業学校、一般の高校・中学など1万校に導入し、大規模なエイズ予防・治療教育活動を展開。エイズ患者の子女やエイズ孤児への各種サポートも提供していく。
プロジェクトには中国教育学会の「学校でのエイズ予防教育・性健康教育に映画を利用する応用研究」も含まれているという。ここで制作された映画は徐々に各校へと配布されていく予定。
「人民網日本語版」2006年12月25日