東北農業大学でこのほど、遺伝子組み換え技術により口、ひづめ、舌などから緑色蛍光を発する豚が3匹誕生した。
同大学によれば、この「遺伝子組み換え」豚は生命科学学院の劉忠華教授率いる課題チームの研究によるもの。研究メンバーは蛍光クラゲから得た緑色蛍光たんぱく質(GFP)の遺伝子を豚の胎児の繊維細胞に組み入れ、一連の手術を経て母親豚の子宮に移植した。114日間の発育を経て、緑色に光る豚が誕生した。
3匹はいずれも自然分娩によって誕生しており、健康状態は良好ということだ。体細胞核移植による「遺伝子組み換え」豚の誕生は、米国、韓国、日本に続く4例目の成功となる。
「人民網日本語版」2006年12月28日