中国の四川省で発掘された重要文化財・「三星堆」の一部が、今月16日から4月15日にまで、シンガポールで展示されることになっている。これは東南アジアでは初である。
これは12日、中国国家文物局が明らかにしたもので、今回は、青銅器の仮面、頭部の彫像、祭礼用の道具、玉や金の細工など約100点が展示される。これらは3200年前の古代文明のころ、使用されたものとされる。
四川省広漢市にある「三星堆」遺跡は、1929年から重大な文化財の発掘が続き、そのうち、最大規模のものは1986年に行われたもので、大小さまざまな青銅器が数千点見つかった。
「三星堆」は、発掘されて以来、各界から注目を集め、多くの国で展示された。
「CRI」より 2007年1月14日