情報産業部は20日、独自の知的財産権を有するデジタル・オーディオ電子産業基準「マルチチャンネル・デジタル・オーディオの符号化・復号技術規範」を公布した。長期にわたって外国企業にコントロールされていたこの分野の局面が打破されつつある。中国が独自に開発した同技術の主要機能は、国際的にも先端レベルに達している。音質の良さ、圧縮効率の高さ、復号の難しさ、エラー許容度の高さなどが優れているという。
同部のロウ勤倹副部長は「中国のデジタル・オーディオ産業には長期間、核心技術と基準が欠落しており、利益の大部分が海外の特許機関に回っていた。今回の基準公布で、中国のデジタルAV産業は将来の発展へ主導権を取ることができるだろう」と述べた。
「人民網日本語版」2007年1月21日