新華社通信によると、中国北西部の甘粛省の文化財研究者がこのほど、地元で四カ所の古代壁画を発見したという。
壁画の総面積は約60平方メートルで、人間や鹿、羊、太陽などの図案が見てとれ、そのうち、当時の狩猟風景を描いた絵は完全に残されている。
壁画が見つかった甘粛省景泰県は、寧夏ホイ族自治区と内蒙古自治区の境に位置している。古来から、多くの民族がこの辺りで暮らしていた。壁画は6000年から7000年前のものと見られているが、どの民族のものなのかははっきりと分っていない。
「CRI」より 2007年1月29日