中国2番目の試験型海洋観測衛星「海洋1号B星」が打ち上げへのカウントダウンに入っている。現段階での打ち上げ予定は今年4月。
国家衛星海洋応用センターの蒋興偉主任によると、B星は5年前に打ち上げに成功した中国初の海洋観測衛星「海洋1号A星」の後継衛星で、「海洋1号」の運行の連続性を保証するものだという。
B星の観測能力はA星より大きく向上しており、観測周期は大幅に短縮され、データ記録能力も倍増した。B星1基の海水色観測能力はA星3基分に相当する。「海洋1号」の衛星及び地上システムは中国が独自に設計・製造したもので、完全に独自の知的財産権を持つという。
「人民網日本語版」2007年2月2日