近頃、中国南西部の貴州省貴陽市で開催された第一回中国「水書」文化国際学術シンポジュウムに出席した中国、韓国、スリランカなどからの学者によると、「水書(水族文字)」の研究は国際言語学界でブームになっている」という。
中国の南西部辺境に住む少数民族、水族は1000年あまりの歴史を持っている。彼らは「生きた化石」と言われる象形文字「水書」を作った。その中には、水族の昔の天文学、地理、宗教、民俗、哲学、法学などの記述がある。
シンポジウムでは、中国内外の学者は「『水書』はいまだに使用されている。多様化した文化の時代だからこそ、『水書』研究を続けていきたい」と述べた。
中国の「水書」専門家は一般から1万5000冊あまりの「水書」の書籍を収集した。また、中国国家文化財局は「水書」の書籍保護に資金を割り当てた。専門の「水書」辞典もまもなく出版されることになっている。
「CRI」より 2007年2月5日