中国科学院(科学アカデミー)と広東省政府は13日、同省広州市で協力覚書に調印し、同省東莞市における中国初のパルス中性子科学総合実験装置「中国核破砕型中性子源実験装置」の設置、および国家レベル実験室の設立プロジェクトを国に申請することで合意した。プロジェクトが完了し、同装置が完成すれば、こうした種類の装置としては米国、日本に次ぐ世界3位の規模・水準のものになる。
計画によると、プロジェクトの建設期間は7年で、建設費用は国が提供する。広東省政府は建設用地と関連設備を提供するほか、完成後の実験装置の運営や中国科学院との協力事業などにかかる経費を負担する予定。
「人民網日本語版」2007年2月15日