中国は今年、1000万元を再投資して青海省にある塔爾寺(タール寺)の文殊菩薩殿、三世達頼霊塔殿、医明経院、陳列館の4つの建築物の応急修繕工事を行う。工事の前期には設計の実地調査と全体企画・編成作業を行い、全体的な修繕作業は年内に完成する見込み。
同寺は蔵伝仏教(チベット仏教)格魯派(ゲルク派)の六大寺院の1つで、1961年に国務院により全国重点文物保護単位に指定された。同寺は建築から400年あまりの間に、火災、地震、地すべり、地盤沈下など多くの災害による被害を受けてきた。中国はこの歴史的文化遺産を保護するために、何度も大規模修繕を行っている。
「人民網日本語版」2007年2月25日