科学技術部など関連部門による大々的な支援のもと、大陸部と香港が共同で設立した国家重点実験室は、大きな成果を上げている。
科学技術部によると、同部門は2005年から、大陸部の国家重点実験室のパートナー実験室という形で、香港の大学で3つの国家重点実験室を設立することを認可してきた。3実験室とは、香港大学の「新型伝染病国家重点実験室」、同大学の「脳・認知科学国家重点実験室」、香港中文大学の「華南腫瘍学国家重点実験室」。
実験室設置は、香港の科学技術界から注目と歓迎を受けた。香港の関連大学は、国家重点実験室に対し、経費、スタッフ、設備などの面で支援を実施した。国家重点実験室の人材募集や学科間の交流促進に及ぼす作用は次第に顕著となり、実験室は科学研究分野で次から次へと新しい成果を得ている。国家重点実験室の設立により、大陸部と香港の科学研究協力と交流もより緊密かつ深化している。
「人民網日本語版」2007年2月26日