第79回アカデミー賞で、最優秀脚色賞を獲得した『ディパーテッド』のモデルとなった香港映画『無間道(インファナル・アフェア)』について、司会者は、これが「日本映画」であると言い間違えた。これついて『無間道』の制作配給会社・香港寰亜会社は、アカデミー賞側に謝罪を求める書簡を送っていた。
香港寰亜会社の責任者はこのほど、すでにアカデミー賞側から、今回の件をミスと認めた上で、遺憾の意を表した返事を受け取ったと明らかにした。
『無間道』の三部作は中華圏映画界で、大ブレイクした作品であるが、アカデミー賞授賞式でのこのミスは映画ファンたちの強い不満を引き起こしていた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年3月6日