中日国交正常化35周年にあたって、日本僑報社、日中交流研究所が主催する第三回中国人日本語作文コンクールが、今月スタートした。コンクールのテーマは「どのようにして中国と日本の相互理解を深めるか」と「中国と日本の環境保護について」の二つである。
日中交流研究所の段躍中所長は「日中両国の関係が改善され続けている現在、中国の人々は自分が中日関係についてどう考えているかを日本語による作文という形で、日本の人々に伝えている。これは、最も効果的な民間交流である。中国の人々が日本語で自分の心を表し、中日両国の民間交流をさらに促進していくことが、われわれのコンクールの目的だ」と述べた。
毎年1回開かれる中国人日本語作文コンクールは、これまでに2回行われた。その都度、中国全国から数千篇の応募作文が届いた。
今年のコンクールは参加資格や作文のテーマなどがこれまでと大きく違っている。これまでは中国の大学生しか参加できなかったが、今年は一般の中国人も参加できるが、日本への留学経験のない人に限られている。作文の審査は、"学生"と"社会"に分けて行われる。
なお、コンクールの締め切りは6月30日である。審査結果の発表と表彰式は12月に中国で行なわれる予定である。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年3月13日