2006年世界園芸博覧会を開催した瀋陽市は、今年の6月9日から10月9日まで、世界文化遺産と自然遺産博覧会を行うことになっている。
16日、この博覧会の組織委員会は、北京で初めての会議を行った。会議後の記者会見で、組織委員会の議長である瀋陽市の宋琦副市長は、「世界遺産は世界の人々の共同財産で、われわれはそれを保護する責任がある。組織委員会は、54ヶ国に対して、この博覧会への出展を要請している。これらの国々は、瀋陽市で自国の世界文化遺産と自然遺産を宣伝することができる。また、中国の一部の都市も、ここで中国の世界文化と自然遺産をアピールすることもできる」と述べた。
今回の博覧会のテーマは、「文明を伝承し、調和的に共存する」であり、写真、映像、実物展示、模型などの方法で、世界文化と自然遺産の多様性と豊富さを紹介することにしている。
なお、今回の博覧会は瀋陽植物園で行われ、入場料金は50元で、高齢者、小中学生、障害者などは、割引券を買うことができるという。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年3月19日