科学技術部や衛生部など16部門はこのほど共同で、「中国医薬革新発展プラン綱要(2006~2020年)」を発表し、21日に記者会見を開いた。科学技術部の劉燕華副部長が16部門を代表して発表を行った。それによると、今後、新しいタイプの革新型漢方薬については、国家食品薬品監督管理局が専門の受理窓口を設けるとともに、申請過程での資料の修訂正を認める。これらは漢方医薬の革新や発展促進に向けた改革措置だ。
同綱要は、科学技術部、国家中医薬管理局などが全国から100人を超える専門家を集め、国務院の16部門と共同で作成した。主な狙いは、漢方医薬の革新・発展活動について全面的かつ科学的なプランを打ち立て、全国の漢方医薬革新活動を指導し、漢方医薬の現代化や国際化を迅速に推進することにある。
同綱要では優先的分野として、▽漢方医学の臨床研究▽漢方薬の産業化発展▽基礎的理論研究▽基準・規範に関する研究▽革新システム構築▽国際科学技術協力――の6つを挙げる。
「人民網日本語版」2007年3月22日