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敦煌の莫高窟北区で7万点の文物を発掘

敦煌研究院によると、6回の発掘を通して、莫高窟北区の洞窟は莫高窟の重要な構成部分であることが分かり、これまで誤って伝えられていた画工の洞窟ではなく、僧侶の禅窟と生活窟であることが明らかになった。その中で発掘された文物の数は7万点に達し、鑑定を終えて展示された文物は1451点のぼる。そして、考古学分野のブランクを埋める珍しい文物も数多く初めて発見された。

北区の考古学的研究作業を担当している敦煌研究院の彭金章研究員によると、北区で明らかにされた洞窟は6層からなり、全部で248窟ある。南区の487の壁画窟を加えると、合わせて735になるが、この数は関係史料の記載に近いものである。北区の洞窟の一層目には35の洞窟があり、二層から六層までにはそれぞれ68、42、70、15、18の洞窟があり、9の数多くの部屋の禅窟と単室の禅窟73、生活窟50と倉庫窟2を含むものである。一般の僧侶を埋葬するためのものと見られている25の洞窟が敦煌で発見されたのは初めてである。

敦煌莫高窟の北区で発掘された文物は主に、仏経、社会関係の文書、ペルシャ銀貨などの貨幣、銅器、木造活字および草製品などである。その中には貴重品も少なくなく、内外でただひとつしか残っていないのもあれば、敦煌や河西走廊や国内で初めて発見されたものもあり、高い学術研究の価値と考古学上の価値がある。

敦煌莫高窟の北区の考古学上の成果として、文物のほかに、洞窟の中と崖の表面には、洪水と降水が洞窟と崖面にもたらした傷跡が見つかったことである。これらの傷跡に対する分析と研究は、敦煌および河西地区の石窟の保護にとって重要な意義がある。

「チャイナネット」2007年4月2日 

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