山西省の太原衛星打ち上げセンターで11日11時27分、中国が自主開発した海洋観測衛星「海洋1号B」が打ち上げられ、予定の軌道に乗った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
国家海洋局の関係者によると、同衛星は中国の海洋立体観測システムにおいて重要な位置を占め、海洋の色や水温の観測を行うほか、海洋生物資源の開発・利用、河口港湾の建設・管理、海洋汚染の観測・予防、沿岸地域における資源の調査・開発、世界的な環境変化に関する研究などの分野で利用される。
写真:打ち上げに成功した海洋観測衛星「海洋1号B」。
「人民網日本語版」2007年4月11日